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 SMG~CAN(米国)Q&A

Q27.どのようなお薬がよいですか?薬の短期的また長期的副作用を教えてください

(10歳女子の保護者の質問)

 こんにちは。10歳の娘の保護者です。娘は3歳半で場面緘黙と診断されました。学校で全く話したことはなく、セラピーでも1度も話したことがありません。場面緘黙を知っている医師が見つからず、苦労しています。昨年から半年間、学校のセラピストとともに取り組み、今年も取り組みを行う予定です。残念ながら、まだ改善は全く見られません。

 娘はこれまで、毎年学校で話すと言ってきたのですが、できていません。学科は、教師が娘をテストすることができない本読みをのぞき、すべてA(最も高い)評価です。私は薬についてあまり知識がありませんが、エリザ先生や他の保護者の書かれたものを読ませていただくと、娘にはお薬を試す価値があるのではないかと思えます。お薬についてアドバイスいただけませんか。また、薬の短期的また長期的副作用についても教えてください。

 夫も私も今の娘の状態を悩んでいます。娘は学校で話せなくても非常に楽しそうなのですが、私は心配です。娘は学校生活に慣れ、そんな娘の状態を受け入れてくれるお友達もたくさんいます。




 いただいたお手紙から、娘さんがお薬を試されることに賛成です。数年もの間ずっとお子さんを助けようとされてきたにもかかわらず、セラピーに効果はなく、現時点で他の選択肢を見いだせずにいらっしゃるのですね。家庭医か小児科医と相談して、お薬を試してみたいとお話になってください。得ることばかりで、失うものは何ひとつありません。

 正直申しあげて、薬を試した大多数のお子さんに効果がありました。娘さんにも試してみる価値があります。もしもかかられた医師がお薬に反対のようでしたら、地域の別の医師を探しましょう。まず電話して場面緘黙の子どもを診た経験があるか、子どもにプロザックを処方してもらえるか尋ねるとよいでしょう。多くの医師は、このタイプの薬の小児への使用には気が進まないという理由で、薬を推奨しないようです。

 もしもお子さんの医師に力になってもらえず、薬の処方もしないようでしたら、地域の子ども病院に電話して、児童精神科医を何人か紹介してもらいましょう。全員に電話をかけて話してから、医師を選ぶとよいと思います。

 他の方のこれまでの質問をよく読み返してください。何度もお薬について触れてあります。場面緘黙に用いられるタイプのお薬には、プラス面とマイナス面があります。もしも、他の質問のところでまだ触れていないことがお聞きになりたいということでしたら、ぜひお答えしたく思います。

 プロザック(2010年現在、日本で未認可)、パキシルやゾロフトなどが、場面緘黙の子どもによく使われるお薬です。薬によって脳内のセロトニンの欠乏を補い、社会的場面でうまく機能することを促します。予備的研究では、小児への使用の安全性が示されています。ただし、最も古い世代の薬のプロザックでさえ1988年に発売されたため、これらの薬の長期的影響についてはまだ分かっていません。

 お子さんが「来年からは話す」と言われたそうですが、場面緘黙の子どもにはとてもよくあることです。子どもたちは、本当に話したいと思っています。でも、なぜか話せないのです。舞台で緊張するのと同じで、どんなに声を出そうとがんばっても、どうしても声が出ないのです。セロトニンを補うことで、多くの子どもたちが改善し、社交不安が軽減されます。




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