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 SMG~CAN(米国)Q&A

Q23.プロザックの短期・長期的副作用について教えてください

(8歳女子の保護者の質問)

 娘はちょうど8歳、小学校2年生です。入学後から場面緘黙です。学校以外や家庭では、非常におしゃべりで活発です。学校でも活動的で、言葉を使わない活動には全て参加しています。これまでプレイセラピーや放課後の友達との遊びに取り組んできましたが、今のところ改善は見られません。

 この2年の間、場面緘黙克服のためにお薬を試すことに、とてもためらいを感じていました。しかし、SMG〜CANサイトの先生のたくさんの回答やトリビューン紙の記事を読むうちに、だんだんと何がしかの薬物治療を近いうちに試してみようという気になってきました。エリザ先生は、プロザック(SSRIの一種:日本では未承認)は非常に安全で効果があるとお考えのようですが、次のことを教えてくださいますか。

(1) 短期的な副作用は何ですか(例えば、吐き気、頭痛、多動など)。
(2) 実際に出る可能性のある長期的副作用は何ですか。
(3) 断薬の見込みについてはどうですか。





 メールを読ませていただく限りでは、娘さんは薬物療法を試すのにふさわしいケースのようです。セラピーがうまく作用せず親が手立てを尽くしきったら、薬物療法を試みる時期です。

 他の方の質問に対してもそうお答えしていますが、プロザックは短期的研究では非常によい効果が示されています。しかし、長期的影響についてはまだ明らかになっていません。ただし、予備的研究では薬の安全性が示されています。

 やはり娘さんにお薬を試されることをお勧めします。実際に何らかの改善が見えてくるまで、少なくとも3〜4週間は続けてください。最初の1週間でかすかな改善の兆しが見えてくるケースもまれではありません。しかし、それは本当にかすかな変化であり、子どもの進歩はこのかすかな改善の積み重ねによるものだということを憶えておいてください。かすかな変化というのは、例えば、以前には全く表情がなく固まっていたような社会的状況で、前より微笑んでいたり、リラックスしているように見えたりというようなことです。

 最初はささやき声が多いかもしれません。その声が大きくなったり、もっと遊びに興味を示すようになったり、あるいは、以前は苦手だった人の輪の中にちゃんといられたりするようになるかもしれません。娘さんが「緘黙の殻」を破り始めたら、それをさらに促し、以前緘黙だった場面でも発話するよう模索していきましょう。

 また、娘さんの医師が、このタイプの薬の処方や投薬について精通し腕が確かか確認してください。薬の効果が十分得られない場合は、医師が薬に精通していないか、薬の適切な使い方を知らないことが、最大の理由としてあげられます。


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