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 SMG~CAN(米国)Q&A


(4歳女児の保護者の質問)

 SMG〜CANに入会したばかりの者です。こちらのサイトを見つけた時、本当に驚きました。今月4歳になったばかりの娘がいますが、場面緘黙であることは間違いありません。それも時が経つにつれて、ほとんどの社会的場面で、発話の状態が悪化しつつあります。

 プレ幼稚園(週2回午前中)がこの秋に始まりましたが、担任からも園長からも、娘のような子どもは見たことがないと言われました。 S子は話せないだけでなく、他の子たちの遊びにも全く加わらず、一人では何もできない状態なのです。教室に入ろうとすると体が硬直してしまい、中に入ることさえ難しいです。しかし、園に行くのはいやがらず、家では私に幼稚園でしたことをあれこれたくさん話してくれます。

 知り合いに薦められて、児童専門の先生にも相談しました。社会的行動の遅れがある子どもが専門の方です。家庭訪問していただき、娘を見てもらっています。S子は先生と遊ぶのが大好きですが、まだ1度もその先生に話したことはありません。

 その「特別指導」の先生に、教室にも行って、娘の状態を観察して詳しい書類を作成してもらい、園の先生方に助言指導もしていただきました。冬休みの後に先生方はその中からいくつか実践してくださり、いくらかですが効果も見られました。以前は運動場に出るのに、だっこされていましたが、自分で歩いて行けるようになり、給食テーブルの席にも座れるようになりましたし、たまに工作もするようになりました(先生にたくさん手伝っていただいていますが)。

 しかし、幼稚園では担任の先生にもまだ全く話しません。それに入園後、S子の緘黙は広がり、以前は話していた親戚や友達とも話さなくなってきました。ある時、こんなことがありました。大好きないとこのお姉ちゃん(12歳)と全く話さずに一日過ごしたかと思うと、その後で突然「エイミーお姉ちゃんと話すことにした」と言いだして、その夜はずっとお姉ちゃんとおしゃべりして遊んだのです。

 娘についておそらく必要以上の詳しい情報を書きましたが、私の質問は、娘の支援を、どこで始めればよいのかということです。 診てもらっている小児科医はこの状態を問題だと思っていないのです。どのようなことでもご助言いただければ、たいへん嬉しく存じます。




 娘さんを十分に診せていただいておりませんが、明らかにお子さんは場面緘黙の特徴をおもちです。まず必要なことは、専門家に診てもらい、場面緘黙かどうかを確かめることであることは言うまでもありません。

 それとあなたの小児科医の意見には、強く反対せざるをえません! よくあることなのですが、医師は、娘さんは恥ずかしがり屋であり、そのうち年齢が行けば自然に治るだろうと考えているのでしょう。残念なことですが、私が治療で出会った多くの十代の子どもたちも、娘さんくらいの年頃にはそのように言われていました。娘さんの場合がどうなのかは我々にはわかりません。ただ、ほとんどの子どもたちは年齢がいっても、場面緘黙が自然に治っていくようなことはないのです。

 場面緘黙を理解している医師やセラピストを探しましょう。そして診断を受けて、娘さんに適切な治療計画を立ててもらうことをお勧めします。幼いうちに診断を受け、不安という観点から、対応や治療をすれば、場面緘黙の克服という点で予後がよいようです。

 幸い、娘さんは年がまだまだ小さいです。幼いうちに対処すれば、緘黙行動が学習されて、習慣として深く定着することを、防ぐことができます。また、たいていの場合、母親のあなたの直感が正しいのだということを、どうか心にとめておいてください


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