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Q7.話すことについて話すことは、場面緘黙児にプレッシャーや不安を与えるでしょうか?
(4歳女児の保護者の質問)

 私の4歳の娘は場面緘黙だったのですが、2001年10月から家族の中でさえ話さなくなりました。娘は1週間に2回セラピーに通っています。音だけの言葉(ビーとかオェッなど)を発するようになっていますので進歩は見られます。また話してくれることを期待しているということを口にすると娘はとても怒り、癇癪を起こします。医者からは、娘に話すことについて口にしないほうがよいと言われています。これについてどう思われますか?娘が将来いつか話すことを私が期待していないと娘に思ってほしくありません。娘は要求を満たすために指さしや自分で作った手話を使うことに慣れています。よろしくお願いします。  



(エリザ・シポンブラム博士の回答)

 この質問に答える前に、私はあなたに、あなたがとても恐れていることについて考えてみてもらいたいです。それは高い場所、密室のエレベータの中にいること、もしくは、健康上の問題(癌)でしょうか? あなたが恐れていることが何であれ、怖いと感じるときの「感情」に注目してほしいのです。娘さんは話すということに対してそのように感じているのだということを理解してほしいのです。場面緘黙というのは上手く機能できなくなる真の不安障害です。なぜ娘さんが家で話さなくなったのかは私にはわかりません。私の経験から、何かが娘さんを「怖がらせ」不安を悪化させ、話すことへのプレッシャーを大きくしたのではないかと思います。例えば、あなたが旅行に行ってしまって娘さんと離れたとか、赤ちゃんが産まれたとか? つまり、娘さんが家で話していないということは、娘さんの場面緘黙は深刻で、深刻な不安を抱えているということです。話すということに対するプレッシャーを100%なくすというアプローチが必要です。娘さんに話して欲しいと言わないようにしましょう。友達や親せきに挨拶されても娘さんが答えないでいるとき、あなたの動揺を娘さんに気づかれないようにしましょう。

 セラピーでは話すことではなく、不安を下げることに重点を置く必要があります。「娘が将来いつか話すことを私が期待していないと娘に思ってほしくありません」とおっしゃいましたね。このことから、話さなければいけない、他の方法は許されないということをあなたが娘さんにほのめかしているのだろうということが分かります。このアプローチは全くもって100%誤りだと言えます。「あなたが不安だということを理解しているよ」というアプローチや「あらゆる方法であなたを助けたい」というアプローチをとらなくてはいけません。話そうとする努力を誉めてあげましょう。娘さんは、話せるものなら話したいのです。6週間、娘さんに話すことについて話すのを止めてみてください。もし話さないなら、そのままにしておいて、手話を使うようなら、それを受け入れて様子を見てみましょう。