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Q4.場面緘黙の治療に熟練していなくても、熱心に学ぼうとするセラピストのところなら行くべきでしょうか?
(6歳女児の保護者の質問)

  私の気力も限界に達しています。私の娘はもうすぐ7歳で、今1年生です。これまで、学校で話すことへのプレッシャーをかけまいと、家で課題をテープに録音するようにしてきました。勧められたように、誰もいない教室で課題を録音することについて口にしてみると、娘がひどくおびえたため、無理強いはしませんでした。そしてこの頃から娘は帰宅後とても手に負えないようなひどいかんしゃくを起こすようになりました。

 娘はちょっと何かあればいつでも爆発してしまう状態です。 あばれて、金切り声をあげ、人を傷つけるようなことを叫びます。「大キライ。ママのバカ、パパのバカ。みんな私が嫌いなんだ…」などと。 娘がしばらく泣いた後、私は娘をぎゅっと抱きしめて包んでやり、そのまま床に座ります。そして、落ち着いて呼吸できるまで、ゆっくりゆらして、歌をうたってやります(かんしゃくのとき過呼吸をおこします)。娘は落ち着くと、ようやく心を開いて、何がいやだったのか教えてくれます。娘は、学校で孤立していて独りぼっちだと感じており、お母さんももう助けてくれないと考えるようです。それで、母親の私になんとかして助けてほしいと訴えているのだと思います。

 場面緘黙の治療経験のある医師が見つからないので、娘の不安を鎮めるためにセントジョーンワート
(訳者注:和名セイヨウオトギリソウ)を飲み始めました。今週の後半には、学校での課題録音を始める予定です。先生がおられない時に教室がいつ借りれるか、先生と今時間の調整をしているところです。とにかく娘は、私に後押ししてほしいと思っているようです。

 以前かかっていた娘の心理士は、彼のもとで治療を受けるよう強く勧めますが、彼はこれまで場面緘黙の治療経験がなく、自分の知識を増したくて関心を持っているだけのようでした。私は自分の娘をモルモットにしたいとは思いません。しかし、おそらく娘にはお薬が必要だと思うので、そのためには医師が必要です。場面緘黙についての多少知識がある医療ソーシャルワーカーを見つけましたが、彼女は娘の緘黙は虐待によって生じると考えているので、私は彼女のところには行きたくありません。私達はどうすればよいのでしょうか。

 Kの背景:5歳のときに場面緘黙と診断されました。幼稚園では、話すまで家に帰れないと言われて、放課後残されて何度か話したことがあります。1年生になって話し始めたのですが、彼女をほめたのが失敗でした。娘は「話せそうな感じなのに、自分でもどうしていいのかわからない」と言います。
(参考)セントジョーンワート(St John's Wort):抑鬱効果のあるハーブ
 


(エリザ・シポンブラム博士の回答)

 娘さんはセントジョーンズワートを飲んでらっしゃるのですね。率直に申し上げますと、私は子どもにハーブを使うことをお勧めしていません。実際、ハーブは調合薬として十分に研究されておらず、明確な作用や効果はまったく解明されていないのです。ハーブがどう効くか特定されておらず、はっきりとした違いを得るためには、通常相当な量を飲む必要があります。…そのため、副作用だけが起きやすくなってしまうのです。セントジョーンズワートは抑鬱症状に用いられますが、これを飲んで不安が増したケースも知っています。おそらく娘さんは、ハーブの直接的な影響が出て、不安が高まり、かんしゃくや激しい落胆を起こしたのでしょう。かんしゃく、被刺激性 、融通のきかなさ、号泣などは、すべて不安が原因によるものです。ハーブの使用についてよく考えてください。

 セラピストについてのご質問ですが、そのセラピストや医師が場面緘黙について理解していなければ、その人のところへ行くべきではありません。場面緘黙児を診た経験がなくても、場面緘黙について前向きに学び、理解しようとしている人ならば、そこへ行くことも検討すべきでしょう。あなたの主治医が場面緘黙について、前向きに学び、理解しようとするのであれば、それは素晴らしいことです。私たちは、セラピストに私たちのサイトを通して場面緘黙について学ぶ機会を提供しています。私たちが発信する情報を見るように勧めてみてください。