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Q3.場面緘黙の子は、ささやくことが多いのですか?
   (3歳男児の保護者の質問)

 Mはとても元気な3歳9ヶ月で、2週間前に場面緘黙の診断を受けました。症状はいろいろとありますが、喋らなくても表情は豊かで、はにかんだりクスクス笑ったりします。イースター休暇明けに(4月)、担任に緘黙の情報は全て提供し、次の日に、先生にささやいてもよいということを息子に伝えました。それ以後、息子は担任やお友達にささやくようになりました。他の子もみんなささやいたりしていますか? この問題に対してどのようにアプローチしていけばよいのかについては、手持ちの情報がないので、とりあえずそのままにしておいて、喋らないことについても目くじらを立てないようにしています。


 



 (エリザ・シポンブラム博士の回答)

 場面緘黙児がささやくというのはよく見受けられますし、むしろいい徴候です。イースター前には緘黙していたのが、今はヒソヒソと話しているというのならば、これは進展です。私なら、これを絶好のチャンスと捉えるでしょう。どうぞ、息子さんの成長がどれだけ誇らしいことなのか伝えてあげてください。たいていの場合、場面緘黙児というのは、気が安らぎ、不安が低減された頃になると、時折かろうじて聞こえる声で、徐々にささやき始めます。

 ご存知のように、場面緘黙児は大概、心の中ではハッキリと不安を感じていても外見上はあまり不安のサインを示しません。中には、のびのびして、かなりリラックスしたように見える子もいて、そんな子は明るい表情で緘黙しています。Mくんは3歳9ヶ月ですでにささやいていますから、好スタートを切ったと思います。彼がもっと安心してささやけるようになった頃に、もうちょっと大きな声で話すように促してみましょう。 

 担任の先生に「あれ、ごめん、今なんて言った? (ちょっと聞き取れなかった)」という言葉をつかう方法があることを知らせてあげましょう。この言葉は効果絶大です。場面緘黙の子たちは、けっこう自分がささやいていること自体気づいていないことが多いので、うまく聞き取れなかったことを伝えられると、大概はもうちょっと大きな声で話そうという気になります。このやり方でしばらくすれば、おそらくもっと聞こえる喋り方になってくるのではないでしょうか。今は年度末ですし、秋の新年度に誰が同じクラスになりそうか調べてみることをお勧めします。(進級前の)夏休み中は他の子と遊ぶ日を多めに組んで、担任の先生にもこの期間に何度も会わせてみましょう。先生と「校外で」会ってちょこっとおしゃべりするという方法もあります。進級の時期には、新しい教室でおもちゃで遊んで場慣れしておきましょう。一緒に教室にいてあげているときは、保護者には普通の声で話す可能性がかなり高いのではないでしょうか。気長に構えながら進展を促してあげましょう!