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バックナンバー

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2017年
3月 かんもくネット設立10年を迎えて
2015年
10月 青年・成人用リーフレットを作成しました
8月 当事者用提示カードを作成しました
1月 場面緘黙のコミックエッセイ本が出ます!
2014年
12月 場面緘黙シンポジウム事前質問への回答
3月 カースティさんのメッセージカードを作成
2013年
12月 「経験者が語る場面緘黙講演会」事前質問への回答
11月 カースティさんへの質問と回答
10月 カースティさんからのメッセージ
1月 SMG~CAN(米国)Q&Aの14章公開
2012年
8月 SMG~CAN(米国)Q&Aの7章公開
5/19 提示カードが新しくなりました!
5/6 5月は場面緘黙啓発月間です
4月 当事者向けのマンガ
「話すことがむずかしいあなたへ」
2011年
10月 SMQ-R (場面緘黙質問票)について
5月 SMG~CAN(米国)Q&Aの翻訳公開
2010年
11月 場面緘黙理解のための絵本が出ます!
9月 提示カード「状況によって声が出づらいです」
2009年
7月 リーフレット「保護者の皆さんへ」
6月 場面緘黙の啓発絵本
2月 かんもくネット配布資料No.15公開
1月 毎日新聞が、かんもくネットに関する記事を掲載
2008年
12月 新しい学校環境に慣れるためにⅡ
11月 リーフレット「学校・福祉・医療関係者の皆さんへ」
10月 中3からのステップアップ
9月 場面緘黙の啓発キャンペーン in イギリス
8月 高2 夏休みのチャレンジ
7月 朝日新聞が、かんもくネットに関する記事を掲載
6月 クラスで場面緘黙の子どもへの対応を話し合う時
5月 場面緘黙の子どもの気持ちを知ってください
4月 新しい学校環境に慣れるためにⅠ
3月 保護者と取り組む「認知行動療法的アプローチ」
2月 話さない」のではなく
「話せない」のです
1月
かんもくネットの本が出ます!

2007年

12月
「○○療法」より大切なこと
11月
行動療法的アプローチを進めるにあたって
10月
場面緘黙と行動療法的アプローチ
9月
配布資料No.12公開
8月
情報ボックス新設
7月
トラウマについて(Ⅱ)
6月
トラウマについて(Ⅰ)
5月
配布資料No.14公開
4月
米大学内銃乱射事件

緘黙に関する資料・情報
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啓発資料
SMG~CAN (米国) Q&A
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2017年3月

かんもくネット設立10年を迎えて

かんもくネットは、場面緘黙児を支援するための活発な情報交換促進を目的に、2007年4月に場面緘黙児をもつ保護者と心理士によって設立されました。この春、10周年をむかえます。ここまで会継続でができたのは、かんもくネットをサポートし応援して下さった皆様のおかげです。ここに御礼申し上げます。

この10年間で場面緘黙に関する情報は、ずいぶん得やすくなってきました。それは下記のような多くの方々の努力が、大きな力となって変化をもたらしたのだと思います。

(1)当時者や保護者による個人のウェブ上の情報発信、親の会や当事者会、支援団体等の立ち上げ。

(2)テレビや新聞などマスコミへの協力や、ウェブや書籍による情報発信。

(3)講演会、研究会、フォーラムやシンポ、ケース会議等での研鑽とつながりの増加。

(4)学会や論文発表などの研究活動。

(5)教育や福祉制度にかかわる法律の制定
(例えば2007年4月に「特別支援教育」が学校教育法に位置づけられたことや、最近では2016年4月には「障害者差別解消法」で「合理的配慮の提供」の義務が明確にされました)

2017年3月現在、会員登録数は約1,500名。
これまで、様々な活動やhttp://kanmoku.org/activity.html
会員同士の情報交換会(おしゃべり会)を計77回http://kanmoku.org/knet_chat.html行ってきました。
事務局一同、情報交換促進という点では、ここ10年で役割を果たせたのかもしれないと感じております。

今後は、下記のような点が実現されることを願いながら、できるかぎり活動を続けていきたいと思っておりますので、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

(1)場面緘黙は、早期発見と早期対応が重要です。なるべく早く保護者や保育者が場面緘黙に気づき子どもを理解することが、症状悪化や二次的問題の防止につながります。特に就学前の子どもに携わる保育者への啓発のための仕組みが望まれます。

(2)場面緘黙は、「家庭」と「園や学校(あるいは就労場所)」の協力が不可欠です。これまでは保護者が園や学校に配慮をお願いするという形でした。しかし、今後は「合理的配慮」について双方が話し合う形となりつつあります。どのような状態の子ども(人)にどのような合理的配慮が有効か、今後様々な知見の集積が望まれます。

(3)場面緘黙をもつ子どもの症状や背景要因は多様なため、事例研究の集積のために共有できるアセスメントの普及が望まれます。

(4)場面緘黙は多職種の専門家による研究や支援、連携が必要です。特に教師や保育士、医師、看護師、言語聴覚士、作業療法士、心理士、学校教育研究者のこの領域へのさらなる関心の広まりを願います。

(5)場面緘黙の症状がある子どもや大人、経験者、その家族、教師、支援者が、お互いの思いを尊重し、理解し合い、お互いを高めあっていけるような社会の実現めざし、そのようなつながりが広がることを願います。