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2008年12月20日

 新しい学校環境になれるためにU

来年の4月、息子は小学校に入学します。入学に備えて、早い時期から学校に慣れておくことは、とても重要と思います。
学校公開日で、授業の様子などを見学したり、休日に校庭開放日があるところもあります。
我が家は上の子が校内の「ことばの教室」に通ってるので、5月ごろからお迎えを兼ねて週1回息子を連れて行っています。最近は慣れてきて、ことばの教室の先生の前でヒソヒソ話をしたり、学校内を一人でも歩けるようになってきました。
11月の「就学時検診」までにしたこと、今後していきたいことをまとめたいと思います。少しでもリラックスして新しい学校に臨めるように、お互いに頑張りましょう。

                                     かんもくネット会員 ぽん(保護者)



<就学時検診より前にした対応>


●9月に自治体の特別支援担当に電話相談。「通いたい学校が決まっているなら、就学時検診前に副校長に伝えておけば、配慮してもらえます」と言われる。

●10月に校長・副校長先生と両親で面談。
今までの経過と病院からのアドバイスを簡単にまとめたもの
を提出。
(↑クリックしますとぽんさんのword文書が見れます。これから学校に提出する書類を作成される方は、参考にしたり、アレンジされるとよいかもしれません。
パソコンから情報流出の怖れがあるため、子どもの名前や生年月日、保護者名の部分は手書きにする方がよいようです。)

副校長が「場面緘黙症」をよく知っている感じだったので、あえて他の資料は渡しませんでした。
(リーフレットをお渡ししてもいいと思います。)


<息子に対してした対応>

●上の子の「ことばの教室」にかこつけて、毎週のように学校に連れて行き、いろいろなところを歩き回り、「ここは怪我したときに来る部屋だよ」など説明をする。

●就学時検診の内容を噛み砕いて伝える。視力検査は事前に練習もする
(実際はちょっとやりかたが違ってましたが・・・)。面接の内容についても「最後に先生が、○○はどんな子かなって会ってみたいんだって、簡単なクイズもあるみたいよ」と伝える。


<11月就学時検診・当日の状況>

うちの学校は保護者と一緒にまわりました(以前は上級生が連れていってましたが、新入生が多いのと、双方に負担が大きかったので変更したようです。形式は学校によって違うそうです)。
仲良しの子と一緒に受付だったこともあって、リラックスした様子でした。その子とは途中から離ればなれになりましたが、検診を受けたい(1年生になりたい)気持ちのほうが強く、落ち着いていました。

視力検査では、「蝶や鳥の形を見て名前を言う」と「矢印がどこを指しているか言う」の両方の形式があり、初めに「名前を言う」やり方をされましたが、「すみません、矢印のほうにしてもらえますか?」とお願いすると、すぐに変更してもらえました。
最後の面接は、待合室から先生が10人ぐらいをまとめて別の教室へ連れて行く形でした。説明をしておいたからか、息子は不安がる様子もなく、列にサッサと並び、行ってしまいました。

面接をしてくださったのは、「ことばの教室」でよく遊んでくれている先生でした。簡単な知能検査もうまくでき、筆談もしたそうです。

その後、校長・スクールカウンセラーと面談。このときに、病院から「経過報告書」という形で書かれた、「場面緘黙症」の息子に対する必要な対応と、園での経過をまとめたものを提出しました。必要な対応の主な点は以下の3点です。

  ・話を強要しない
  ・安心できる環境を整える
  ・非言語でのコミュニケーションを大切にする

校長先生は優しく息子に話しかけてくれて、息子は首ふりや手を挙げて答えました。最後には「いつも園でやっている」と伝えると「タッチ!」でバイバイのあいさつをしてくれました。

今後は、病院・学校・スクールカウンセラー・保護者で連携をとっていくことになっています。2月ごろには病院から、「新しいことに対しての不安が強い」「感覚が敏感なところがある」「見られることに対する緊張がつよい」などの息子の特性と、それにどう対応するといいかという報告書を提出して、クラス編成について配慮をお願いすることになりました。

他の会員さんのお話を参考にさせてもらったお陰で、とてもスムーズでした。学校も予想以上に配慮してくれていて、親子とも安心して通うことが出来そうです。

これまで何回も幼稚園と話し合う機会をもってきました。実は理解が得られず、悲しかったり腹が立ったりということもありました。…本当にものすごい忍耐がいりますが、今この人に理解を得るのが難しいなと感じた時は、深追いせずにすぐ引いて、伝え方を工夫したり、他の伝え方を考える方がうまくいくようです。やはりクリニックや発達センターの先生のアドバイスという形だと、幼稚園や学校から理解が得やすいと思います。